【SDGs】FSC認証について学ぼう


毎月発行している当JAの広報誌の裏表紙右下に
FSC認証マークがあること、お気づきでしょうか。
当JAの広報誌は環境に配慮された紙を使用しています!


FSC認証とは、「適切な森林管理」を認証する国際的な制度です。
認証を受けた森林から生産された製品にはFSCロゴマークがつけられます。


FSC認証を受けた紙がどうSDGsと繋がっているのかというと、
現在、世界では、森林破壊や劣化などが発生し、
生態系の破壊や、温暖化の原因となっています。
木材は人類の生活に必要不可欠なものであるため、
適切に森林を管理し、森林破壊を食い止めながら木材を活用することが求められています。


環境に配慮したものを意識して使用することが
森林資源の保護に繋がり、SDGs達成への一歩となります。


よく耳にする再生紙との違いもご紹介します。
再生紙は古紙パルプを使うため、廃棄物の削減や木材資源の節約が可能になります。
ですが、新しい木材から製造したバージンパルプを100%使用した紙と比べると品質は落ちます。
それに、紙はリサイクルを繰り返すと品質が劣化していくため、
再生紙の製造にもバージンパルプも使用する必要があります。
FSC認証と再生紙のどちらが優れているということではなく、
どちらにもメリットがありますので、用途によって使い分けることが大切です。


何気なく使用していますが、調べてみると様々なところで環境への配慮を考えた
取り組みが行われていることがわかりますね。
皆さんが普段使用しているものにもSDGsに関連するマークがあるか探して、
知ることもSDGsの取り組みの一つです。



今回のFSC認証については、当JAの広報誌2月号「わたしたちとSDGs」コーナーでも
紹介しておりますので、ぜひみてみてくださいね(^^)!!